香川県の特色

香川県の基本情報

面積

1,876.83k㎡

2026年3月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より

人口

917,000人

2025年4月公表/総務省
「人口推計/2025年10月1日現在人口」

人口密度

488.59人/k㎡

小数第三位以下四捨五入

香川県の紹介・特徴

香川県は、総面積が全国で最も小さい県です。エメラルドグリーンの海に多くの島々が浮かぶ瀬戸内海沿岸には、県域の約半分を占める讃岐平野が広がり、高松市を中心とした四国地方最大級の都市圏が形成されています。また、瀬戸内気候に属し、台風などの自然災害が比較的少ないことに加え、年間平均気温は17℃前後と温暖で、晴れの日が多い地域としても知られています。

観光地としての人気も高く、瀬戸内の多島美を目当てに多くの人が訪れています。瀬戸内国際芸術祭が開催される直島や、空海(弘法大師)ゆかりの寺院を巡る四国八十八箇所めぐり(お遍路)などは、海外からも関心を集めています。

また、古くから四国の玄関口とされる高松市は、中央官庁や大手企業の出先機関が集まる支店経済都市でもあります。転勤で訪れる人も多い一方で、暮らしやすい土地として受け止められることも少なくありません。背景には、お遍路さんなど訪れた人をもてなすお接待文化が根づいており、県外から来た人にも比較的なじみやすい風土があると考えられます。

香川県の
産業・仕事について

産業構造

産業大分類 企業数(社) 割合
卸売業、小売業 6,690 20.9%
建設業 3,663 11.5%
宿泊業、飲食サービス業 3,616 11.3%
製造業 3,081 9.6%
生活関連サービス業、娯楽業 2,842 8.9%
不動産業、物品賃貸業 2,612 8.2%
サービス業(他に分類されないもの) 2,563 8.0%
医療、福祉 2,546 8.0%
学術研究、専門・技術サービス業 1,606 5.0%
教育、学習支援業 959 3.0%
運輸業、郵便業 657 2.1%
農業、林業 371 1.2%
金融業、保険業 246 0.8%
情報通信業 242 0.8%
電気・ガス・熱供給・水道業 102 0.3%
漁業 70 0.2%
複合サービス事業 67 0.2%
鉱業、採石業、砂利採取業 28 0.1%
合計 31,961 100.0%

(総務省統計局「経済センサス」より)

産業の特徴

香川県の県内総生産(令和4年度/名目)は3兆9,722億円で、経済成長率は3.2%増と2年連続で増加しています。産業別構成比は、第一次産業が1.3%(全国0.9%)、第二次産業が26.3%(全国26.3%)、第三次産業が71.6%(全国72.0%)です。

【第一次産業】
瀬戸内地域の温暖で安定した気候を活かし、米をはじめ、レタス、オリーブなど多様な農産物が生産されています。

【第二次産業】
瀬戸内工業地域の一角を担い、造船や化学メーカーなどの製造業が発展しています。建設機械、自動車部品、電子機械、皮手袋など、さまざまな分野で国内トップクラスのシェアを持つ企業が集積している点も特徴です。

【第三次産業】
四国地方への物資の集散地である高松市には、運輸・卸売を中心とした企業が集まっています。面積の大部分が平野で、人口分布も広く分散していることから、その需要に応える形で流通小売店や飲食店も広く展開しています。県土はコンパクトながら、商業機能が集積している点も香川県らしさの一つです。

※参照:内閣府「県民経済計算」

有効求人倍率・平均年収

有効求人倍率
(2026年2月/厚生労働省
「一般職業紹介状況」より)
1.40倍
平均年収(男女計)
(2026年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額)
32歳/454.6万円
37歳/483.5万円
42歳/536.0万円
47歳/546.0万円

上場企業一覧(証券コード順)

社名 本社所在地 業種 市場

株式会社四電工

香川県高松市

建設業

プライム

セーラー広告株式会社

香川県高松市

サービス業

スタンダード

株式会社KG情報

香川県高松市

サービス業

スタンダード

四国化成ホールディングス株式会社

香川県丸亀市

化学

プライム

大倉工業株式会社

香川県丸亀市

化学

プライム

株式会社メドレックス

香川県東かがわ市

医薬品

グロース

日本興業株式会社

香川県さぬき市

ガラス・土石製品

スタンダード

株式会社タダノ

香川県高松市

機械

プライム

アオイ電子株式会社

香川県高松市

電気機器

スタンダード

株式会社マルヨシセンター

香川県高松市

小売業

スタンダード

南海プライウッド株式会社

香川県高松市

その他製品

スタンダード

株式会社百十四銀行

香川県高松市

銀行業

プライム

トモニホールディングス株式会社

香川県高松市

銀行業

プライム

穴吹興産株式会社

香川県高松市

不動産業

スタンダード

四国電力株式会社

香川県高松市

電気・ガス業

プライム

※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。

転職市況サマリー

【有効求人倍率】
香川県の有効求人倍率は、事業所数や求人の厚みを背景に、全国平均を上回る水準で推移しています。直近の推移は、2024年1月が1.54倍(全国平均1.27倍)、2025年1月が1.64倍(全国平均1.25倍)、2026年1月が1.56倍(全国平均1.18倍)となっています。

※参照:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」

【転職市場】
即戦力人材を求める企業を中心に、キャリア採用ニーズが高まっています。特に機械・金属・化学・食品などの製造業が県内に多いことから、技術力強化に向けたエンジニア採用は堅調です。また、全国的な傾向と同様に、DXや事業変革を進めるためのIT人材や、経営企画ポジションの採用ニーズも広がっています。

香川県の暮らしについて

家賃相場(月平均/円)

20~39㎡ 39,447
40~59㎡ 48,172
60~79㎡ 52,016
80~99㎡ 61,123

(2024年9月公表/総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より算出)

地価(坪単価平均/円)

1 高松市 296,261
2 宇多津町 145,652
3 丸亀市 128,429
4 坂出市 121,826
5 善通寺市 120,945

(2026年3月公表/国土交通省「地価公示」より各地区全地点の平均値を算出)

ライフスタイル

香川県は、家賃相場や地価が主要都市部と比べて比較的抑えられています。持ち家比率も70%程度と高く、延べ床面積が広い点も特徴です。

一方で、少子高齢化の影響を受けて増える空き家が課題となっています。そのため県では、空き家の利活用と定住人口の増加を目指して空き家ポータルサイト『空き家バンク』を開設し、売買情報の提供や補修補助制度などを実施しています。

物価は比較的安く、特に県民食であるうどんは、天ぷらを1つ追加しても500円程度で食べられる店が多くあります。平日は朝食や昼食に、休日には家族で近所のうどん店へ出かけることも珍しくありません。多くの店ではセルフ方式が採られており、好きなうどんやおかずを自分で選び、食後は食器を返却するスタイルも香川らしい食文化の一つです。

※参照:総務省統計局「国勢調査報告」

通勤方法・時間

片道30分程度の車通勤が一般的です。持ち家率が高く、公共交通機関を利用しづらい郊外に住む方が多いことに加え、道路舗装率全国3位(96.2%/令和5年3月31日時点・簡易舗装を含む)、道路密度全国4位(1k㎡あたり1,023m/令和5年)という、全国的にも道路整備が進んでいることが背景にあります。

一方、高松市中心部では、鉄道(JR・琴平電気鉄道)やバスなどの公共交通機関が発達していることに加え、駐車場の確保が難しいことから、通勤には自転車や公共交通機関を利用する人が多くみられます。月極駐車場の賃料相場は、高松市中心部では2~3万円、鉄道沿線では5,000円~1万円、沿線から離れた郊外では3,000円前後となっています。

※参照:国土交通省「道路統計年報」

自治体による暮らしの支援

各市町では、住まいや子育てを支えるさまざまな制度が設けられています。主なものは以下のとおりです。

【移住支援金】
東京23区への通勤者や居住者が、香川県へ移住して県内の対象企業へ就職した場合や、助成対象となる起業をした場合に、最大100万円(単身者は60万円)の移住支援金が支給されます。

【空き家リフォーム補助】
空き家バンクに登録されている物件を購入した際、改修にかかる費用の一部が助成されます。

【家賃補助】
転入した民間賃貸住宅の居住世帯に対し、家賃の一部や賃貸借にかかる経費の一部が助成されます。

※参照:香川移住ポータルサイト『かがわ暮らし』

香川県の子育て・教育について

幼稚園・保育所数

国公立 私立
幼稚園 67 33
幼保連携型認定こども園 45 46

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

国公立 私立
保育所 63 70
保育所型認定こども園 4 4

(2025年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)

子育てのしやすさ

市街地には大型小売店舗が多く、生活利便性が高い一方で、車を少し走らせれば海、山、島といった自然にも触れやすい環境です。郊外には、子どもがのびのびと遊べる大小の公園も点在しています。国営讃岐まんのう公園、四国水族館、レオマワールド、さぬきこどもの国、しろとり動物園などは、ファミリー層に親しまれているレジャースポットです。

また、公立・私立ともに幼稚園や認定こども園の数が多く、独自の教育方針を持つ園もあるため、目的に応じて園を選びやすい環境です。従来から教育への関心が高い地域性もあり、課外活動や習い事の種類も豊富で、子どもがさまざまな体験に触れやすい点も特徴です。さらに近年は、共働き世帯の増加を背景に、県内で保育園やこども園の新設も進んでいます。

医療面では、子ども医療費助成制度があり、0歳から高校卒業までの保険診療にかかる入院費・通院費が無料となっています。救急医療や医療従事者の体制も比較的整っており、子育て世帯にとって安心感を持ちやすい環境です。

※参照:香川県子育て情報発信サイト『Colorful』

学校数

国公立 私立
小学校 159 0
中学校 68 5
高校(通信教育を含む) 30 10
大学 2 2

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

教育環境

香川県では、教育を重視する風土のもと、学校教育の充実に向けた取り組みが進められています。

香川県教育委員会では、教科別の自主研修会や教育づくり発表会、教員の福利厚生の充実など、さまざまな取り組みを行っています。また、公立小中学校の耐震化率や空調設備設置率の向上にも取り組んでいます。

高等学校では、公立校が偏差値上位を占めており、私立校数も公立校数に比べて少ないことから、公立高校への進学が一般的とされる傾向があります。

また、県内の大学は国公立と私立を合わせても5校と多くないため、県外の大学へ進学する人も多く、大学進学者の76.4%が県外へ進学しています。

※参照:香川県教育委員会「高等学校卒業後の進学状況調査/令和7年度」

自治体による子育て・教育の支援

保育園やこども園、医療機関併設施設、公共施設内など、地域の身近な場所に子育て支援拠点が数多く設けられています。また、子育て支援NPO法人も多く、Webサイトでの情報発信やイベント開催など、活動も活発です。

転勤族が特に多い高松市では、「転勤族ママの会」や「子育てリフレッシュサロン」といった、同じ環境の人たちが情報交換や交流を行える場があります。香川に移住した子育て世帯を支える取り組みもみられます。

このほか、身近な場所で子育てについて相談できる「地域子育て支援コーディネート事業」に加え、養成講座を受けた地域の方が、子育て世帯の家事や保育を支える「ファミリーサポートセンター事業」もあります。

“ファミサポ”の名で親しまれるこの制度は、支援を必要とする「おねがい会員」と、援助を担う「まかせて会員」とで構成される有償ボランティア組織で、子どもの学校へのお迎えや一時預かりなどを依頼できます。

香川県では、このように地域ぐるみで子育て世帯を支える取り組みが進められています。

※参照:香川県子育て情報発信サイト『Colorful』

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