リージョナルLIFE

「香川県って
どんなとこだろう?」
仕事のこと、暮らしのこと、
様々なデータをもとに
香川県の特色をまとめました。

最終更新日 2021年10月7日

香川県の基本情報

面積

1,876.80k㎡

国土地理院
「令和3年全国都道府県市区町村別面積調」より

人口

956,000人

総務省統計局「日本の統計2021」より

人口密度

509.38人/k㎡

小数第三位以下四捨五入

香川県の紹介・特徴

香川県は総面積において「日本一小さな県」です。エメラルドグリーンの海に多くの島々が浮かぶ瀬戸内海沿岸には県域の約半分をも占める讃岐平野が広がります。その平野部には高松市を中心とした四国地方最大級の都市圏が形成され、人口密度も全国11位と高くなっています。また瀬戸内気候区に属し、台風などの自然災害が少ないこと、年間平均気温は17℃前後と温暖で晴れの日が多いことで知られています。ただ雨量が少なく水不足に悩まされてきた歴史背景があり、14,000余りもの「ため池」が点在しています。

観光地としても人気が高く、瀬戸内の多島美に魅せられた多くの旅行客が香川県を訪れています。名物の「讃岐うどん」や「骨付どり」を求めてのグルメツアーなども定番です。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星に格付けされた庭園「栗林公園」、瀬戸内国際芸術祭が開催されるアートの島「直島」、空海(弘法大師)ゆかりの仏教寺院を巡る「四国八十八箇所めぐり(お遍路)」などは、国際的にも大きな注目を集め、海外からの旅行客にも人気を博しています。

また“四国の玄関口”である高松市は、中央官庁や大手企業の出先機関が集中する「支店経済都市」でもあります。転勤族が多いことや、お遍路の「お接待」文化の影響から、県外から来る人にも心を開いてコミュニケーションを図る人が多く、「香川県は住みやすい土地だ」という印象を持つ方が多いようです。

香川県の
産業・仕事について

産業構造

産業大分類 企業数(社) 割合
卸売業、小売業 7,783 23.0%
宿泊業、飲食サービス業 4,182 12.4%
建設業 3,782 11.2%
製造業 3,512 10.4%
生活関連サービス業、娯楽業 3,095 9.2%
不動産業、物品賃貸業 2,543 7.5%
医療、福祉 2,520 7.5%
サービス業(他に分類されないもの) 2,382 7.0%
学術研究、専門・技術サービス業 1,494 4.4%
教育、学習支援業 957 2.8%
運輸業、郵便業 665 2.0%
農業、林業 263 0.8%
金融業、保険業 252 0.7%
情報通信業 202 0.6%
漁業 77 0.2%
複合サービス事業 60 0.2%
鉱業、採石業、砂利採取業 29 0.1%
電気・ガス・熱供給・水道業 12 0.0%
合計 33,810 100.0%

(総務省統計局「経済センサス」より)

産業の特徴

香川県の県内総生産は3兆8,551億円で、産業別構成比は、第1次産業1.5%(全国1.5%)、第2次産業27.4%(全国26.1%)、第3次産業が71.6%(全国72.4%)と、構成比は全国とほぼ同じです。

【第1次産業】
国産品生産に占めるシェアはわずかですが、瀬戸内地域の温暖で安定した気候に恵まれ、米をはじめレタス、みかん、茶、オリーブ、葉たばこなど、多様な農産物が生産されています。さらに鶏卵・鶏・牛・豚などの畜産に加え、日本で初めて養殖に成功したハマチ養殖など、少量多品種生産が一つの特徴となっています。県特産のオリーブの果実や葉を飼料に配合して育てた「オリーブ牛・豚・地鶏・ハマチ」や、うどん用小麦の「さぬきの夢2000」など、香川県の特徴を活かした品種も開発されています。

【第2次産業】
瀬戸内工業地域と呼ばれ、造船や化学メーカー等の製造業が盛んです。その他にも、建設機械・自動車部品・電子機械・皮手袋など、様々な分野で国内トップクラスのシェアを誇る製造業企業が中核的企業として集積しています。また、食料品関連産業の歴史は古く、発酵技術や品質保持技術をもった冷凍調理食品・麺類・調味料などの食料品メーカーも多数あります。紙の一大産地である愛媛県四国中央市と隣接していることもあり、紙加工・パッケージ・印刷を行う会社が多いのも特徴です。

【第3次産業】
四国地方に対する物資の集散地となっている高松市には運輸・卸売を主とした企業が集積しています。面積の大部分が平野であるため、人口分布が県全域にわたり、その需要に応える形で流通小売店や飲食店が網羅しています。「日本一小さい県」ではありますが、大型小売店舗数や飲食店数は非常に多いといえます。また、「うどん県」として全国的にPRするほか、瀬戸内国際芸術祭の開催や情報発信で「アート県」としてもブランディングを図るなど、観光産業の活性化に力を入れています。

※参照:平成30年度香川県県民経済計算推計結果

有効求人倍率・平均年収

有効求人倍率
(2021年8月/厚生労働省
「一般職業紹介状況」より)
1.32倍
平均年収(男女計)
(2019年/厚生労働省
「賃金構造基本統計調査」より)
32歳/382.6万円
37歳/412.7万円
42歳/432.5万円
47歳/453.9万円

上場企業一覧(証券コード順)

社名
株式会社四電工
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 建設業 東証一部
社名
セーラー広告株式会社
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 サービス業 JASDAQ
社名
株式会社KG情報
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 サービス業 JASDAQ
社名
四国化成工業株式会社
本社所在地 業種 市場
香川県丸亀市 化学 東証一部
社名
大倉工業株式会社
本社所在地 業種 市場
香川県丸亀市 化学 東証一部
社名
株式会社クリエアナブキ
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 サービス業 JASDAQ
社名
株式会社メドレックス
本社所在地 業種 市場
香川県東かがわ市 医薬品 マザーズ
社名
日本興業株式会社
本社所在地 業種 市場
香川県さぬき市 ガラス・土石製品 JASDAQ
社名
株式会社タダノ
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 機械 東証一部
社名
アオイ電子株式会社
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 電気機器 東証二部
社名
株式会社マルヨシセンター
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 小売業 東証二部
社名
南海プライウッド株式会社
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 その他製品 東証二部
社名
株式会社百十四銀行
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 銀行業 東証一部
社名
トモニホールディングス株式会社
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 銀行業 東証一部
社名
穴吹興産株式会社
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 不動産業 東証一部
社名
四国電力株式会社
本社所在地 業種 市場
香川県高松市 電気・ガス業 東証一部

転職市況サマリー

【有効求人倍率】
香川県の有効求人倍率は、地方都市としては事業所数、求人数ともに多いことから、常に全国平均値を大幅に超える傾向にあります。直近の有効求人倍率の推移は、2020年2月1.76倍(全国平均1.45倍)⇒2020年9月1.26倍(全国平均1.04倍)⇒2021年5月1.34倍(全国平均1.09倍)。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け一時は低迷しましたが、2020年9月を最小値として再び緩やかに増加しています。

【転職市場】
長引いている新型コロナウイルスの影響から採用に慎重な企業もある一方で、課題を解決していくための即戦力人財を求める中途採用ニーズは高まっています。特に機械・金属・化学・食品などの製造業が県内に多いこともあり、技術力を強化していくためのエンジニアの採用ニーズは堅調です。また、全国的な傾向と同じく、あらゆる業界においてDXや事業変革を推進するためのIT人材や経営企画ポジションの採用ニーズも増加し続けています。

香川県の暮らしについて

家賃相場(月平均/円)

1R(20~29㎡) 38,040
1LDK(40~49㎡) 45,358
2LDK(50~59㎡) 46,761
3LDK(60~69㎡) 54,358

(2018年/総務省統計局「住宅・土地統計調査」より)

地価(坪単価平均/円)

1 高松市 275,270
2 宇多津町 148,429
3 丸亀市 132,363
4 坂出市 127,036
5 善通寺市 125,421

(2021年/国土交通省「地価公示」より)

ライフスタイル

1世帯当たりの平均預金残高が全国3位の1,657万円という“堅実”な県民性に加え、家賃相場や地価が主要都市部に比べてかなりリーズナブルなこともあり、香川県の住宅持ち家比率は70%程度と高く、また延べ床面積も広い傾向があるのが特徴です(総務省/2021年「家計調査」)。一方で、少子高齢化の影響を受けて増える「空き家」が問題となっています。そのため県は、空き家の利活用と定住人口の増加を目指す取り組みとして空き家ポータルサイト『空き家バンク』を開設し、空き家売買、補修補助制度などを実施しています。

物価は安く、特に県民食のうどんはランチメニューで天ぷらを1つ追加しても300円~500円程度と安価です。仕事のある平日は朝・昼食に、また休日にも家族で近所のうどんへ出かけたりします。多くの店はセルフ方式で、“好きなうどんとおかずなどを自分でお皿に盛り付け、食べた後の食器はカウンターへ返す”、という独自の飲食スタイルが定着しています。

通勤方法・時間

片道30分程度の車通勤が一般的です。持ち家率が高く、公共交通機関が利用しづらい郊外に住む方も多いことに加え、道路舗装率全国4位(99.9%)、道路密度全国4位(1,025m/1k㎡)という、全国的にも道路整備が進んでいる良好な道路事情が背景と言えるでしょう(国土交通省/「道路統計年報」)。一般道路だけではなく、高速道路も整備されていることから、通勤に高速道路が利用されるケースもあります。一方でこうした車社会では、通勤時間帯の交通渋滞の発生や、交通事故発生件数が多くなっており、充分な注意が必要です。

高松市中心部では、鉄道(JR・琴平電気鉄道)、バスなどの公共機関が発達していることや、駐車場の確保が難しいことから、通勤には自転車や公共交通機関が多く利用されています。月極駐車場の賃料相場は、高松市中心部では2~3万円、鉄道沿線では5,000円~1万円、沿線から離れた郊外では3,000円前後です。

自治体による暮らしの支援

各市町が実施する住まいや子育ての支援制度など様々なサポート制度がありますので、一例をご紹介します。

【移住支援金】
東京23区への通勤者や居住者が、香川県へ移住して県内の対象企業へ就職した場合や、助成対象となる起業等をした場合に最高で100万円(単身者は60万円)が、移住支援金として支給されます。

【空き家リフォーム補助】
『空き家バンク』に登録されている物件を購入した際、改修に係る費用の一部(半額補助/上限100万円)が助成されます。

【転入奨励金】
条件に合う移住者を対象とした各種の助成制度があります。

※支援制度の内容が変更になる場合や、市町により実施している制度・内容・補助額等が異なる場合があります。詳しくは各市町のHPや、担当課までご確認ください。

香川県の子育て・
教育について

幼稚園・保育園数

国公立 私立
幼稚園 87 33

(2020年/文部科学省「学校基本調査」より)

国公立 私立
保育所 81 80
幼保連携型認定こども園 26 26
保育所型認定こども園 1 1

(2019年/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)

子育てのしやすさ

市街地には大型小売店舗が多く生活に便利な一方で、車を少し走らせれば海・山、そして島といった美しい大自然に触れることができる環境です。郊外には、子ども達がのびのびと遊ぶことができる大小の公園が点在しています。国営讃岐まんのう公園、四国水族館、レオマワールド、さぬきこどもの国、しろとり動物園などはファミリー層で賑わう人気のレジャースポットとなっています。

公立・私立ともに幼稚園や認定こども園の数は多く、ユニークな教育方針を持つ園もあり、目的に合った園選びが可能です。従来より教育に熱心な地域柄から、課外活動や習い事の種類も豊富で、子ども達が様々な体験をすることができます。また、近年は共働き世帯の増加を背景にした需要の高まりから、県内に相次いで保育園やこども園が新規開園されています。2019年には118名だった待機児童数が2020年には64名になるなど、待機児童数は減少傾向にあります。

医療の面では、子ども(乳幼児・義務教育就学児)の医療費助成制度があり、0歳~中学校3年生までの保険診療の入院費、通院費が無料です。救急病院数・救急車搬送所要時間・看護師数・医師数などを見ても香川の医療水準は非常に高く、大きな安心感に繋がっています。

学校数

国公立 私立
小学校数 160
中学校数 71 5
高校数(通信教育を含む) 30 10
大学数 2 2

(2020年/文部科学省「学校基本調査」より)

教育環境

香川県教育委員会は「うどん県それだけじゃない教育県」をスローガンに、教科別の自主研修会・教育づくり発表会・教員の福利厚生の充実など、様々な取り組みを行っています。教員と子どもたちとの絆を描いた小説『二十四の瞳』の舞台である香川県には勤勉な教師文化が継承されており、教育や教員のレベルの高さには定評があります。公立小中学校の耐震化率、教室の空調(冷房)設置率ともに100パーセントという数値(文部科学省調査)を見ても、教育への関心が非常に高い県であると言えます。

高等学校では、公立校が偏差値上位を占め、また私立校数が公立校数の1/3程度と少ないことから、公立高校への進学が一般的とされる風潮があります。また大学は国公立と私立を合わせても4校と少ないため、約8割が県外の大学に進学しています。

自治体による子育て・教育の支援

地域の身近な場所に保育園・こども園・医療機関併設・公共施設内など、子育て支援拠点が数多く設置されています。また、子育て支援NPO法人も多く、WEBサイトでの情報発信やイベント開催など活動が活発です。転勤族が特に多い高松市では、「転勤族ママの会」「子育てリフレッシュサロン」といった、同じ環境の人たちと情報交換や交流ができる場があり、香川に移住した子育て世帯の積極的なサポートが行われています。転勤で様々な土地に住んだ経験のある方からも「香川県は子育てがしやすい」との声をよく耳にします。

その他にも、身近な場所で子育てについて相談できる「地域子育て支援コーディネート事業」のほか、養成講座を受けた地域の方が、子育て世帯の家事や保育をサポートする「ファミリーサポートセンター事業」があります。“ファミサポ”の名で親しまれるこの制度は、支援を必要とする「おねがい会員」と、援助を担う「まかせて会員」とで構成される有償ボランティア組織で、子どもの学校へのお迎えや一時預かりなどを依頼することができます。このように香川県では、子育てを地域全体で支え合う支援の輪が広がっています。

香川県へのUターン・
Iターンを実現した方の
「生の声」をご紹介します。

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