リージョナルHERO

暮らしたい場所へのリージョナル転職を成功させたHERO

香川へのリージョナル転職を見事実現された候補者の高木毅さん(仮名)にインタビューしました。

故郷に帰って手に入れた、新しいやりがいと家族と過ごす時間。

北海道の大学を卒業後、東京で就職した高木毅さん(仮名)。有名企業を顧客とするマーケティングビジネスの最前線で充実した仕事をしながらも、連日の深夜勤務に疑問を感じるようになった時、「いつかは」と心に秘めていた故郷・香川へのUターンが現実味を帯びた。業種は全く問わず、面白い仕事ができるところなら、と探して出会ったのが、四国を拠点に通信・情報システム事業を行うSTNet社だった。畑違いの業界に足を踏み入れ、用語の一つから学ぶ日々だが、それも面白さ。ゆとりとやりがいの両方を手に入れた高木さんの転職をご紹介する。

- プロフィール株式会社STNet 高木毅さん(仮名) 31歳/大学院卒
- 転職活動【転職回数】0回【転職期間】エントリーから内定まで450日間

転職前の職業・転職後の職業

職業 営業 職業 営業
業界 マーケティングビジネス 業界 電気通信業
仕事内容 マーケティングリサーチの企画提案営業。 メイン顧客は飲料、食品メーカー、小売り、流通など。 仕事内容 自治体や大学などへのネットワークやシステムの提案業務。 支店の営業支援や提案書類作成など。

1 活動休止期間を経てのリージョナル転職

現在のお仕事はどんな内容ですか?

電気通信サービスから情報システムサービスまで幅広く事業を行っている会社ですが、私は公共営業課という、自治体や大学、警察署などをクライアントとする部署に属しています。インターネット回線の販売をメインにシステム機器の紹介やネットワークづくりのお手伝いをする仕事で、四国4県に置かれている支店の営業部隊の後方支援として、同行営業や詳細な書類作成をするのが現在の私の役割です。

入社前のご経歴を教えてください。

出身地である香川県内の高校を卒業後、北海道の大学に進学し文学部で社会学を学び、大学院にも進学。その後、東京のマーケティングリサーチの会社に就職しました。インターネットを中心としたマーティングリサーチのサービス提供を行う企業の営業職です。顧客は日本の名だたる企業ばかりでしたから、自分が調査で関わった商品が新商品として発売され、売れていく実感も得ることができ、非常に楽しく仕事をしておりました。

今の会社への転職のきっかけは?

とても面白い仕事ではありましたが、かなりの仕事量をこなしていたのも事実で、終電で帰る、あるいは終電も逃してタクシーで帰宅する日がほとんど。もともと、いずれは故郷である香川に帰ろうと漠然とした考えを持っていたのですが、2014年の5月頃に忙しさがMAXになった時に、そろそろ潮時ではないかと思いました。結婚して子どもができたこともあり、子育ての環境も考えて実家に帰ることを具体的に考えるようになりました。

転職活動はどのように進めましたか?

複数の転職サイトに登録することから活動を開始。地元の香川に強いエージェントを探していて出会ったのがリージェントさんで、活動を開始して間もなく一社紹介を受けたのですが、そこは最終面接で不合格でした。その後、前職の会社で新規事業立ち上げに関わることになり転職活動は一旦休止。1年ほど携わってその新事業が軌道に乗ったところで会社に退職の意思を伝え、再び転職活動に本腰を入れ始めたのです。リージェントさんから「STNet社はどうか」という話をいただいたのがそのタイミングでした。面接では、これまでの仕事の話や同社の未来の話など会話が弾み、気づいたら内定をいただけていたという印象でした。

転職先を決める上での自分の中の条件は?

転職の一番の目的は地元の香川に帰ることでしたが、今振り返ると、やはり待遇も気にしていたと思います。前職ではそれなりの給与を得ていましたから、あまりにも大きな差のある所は除外していたような気がします。ただ、転職活動中にエージェントの方に伝えていたのは「面白い仕事がしたい」ということ。業界は問わないし、前職ほどの待遇は望まないけれど、つまらない仕事をやり続けるのは苦痛だなと思っていたのです。多少きつくても、前職よりきついことはないだろうから、そこは乗り切れると思っていました。だから「面白い仕事を選びたい」とずっと言っていて、エージェントの方も困ったのではないでしょうか(笑)。

21時間の電車通勤と深夜タクシーから自転車15分通勤の生活へ。

転職後の率直な感想は?

入社してから9カ月になりますが、まだまだ手探り状態です。扱っている商材にこれまで関わりがなく、ITの知識にも詳しい方ではなかったので。ただ、知識については勉強すればなんとかなると思っていましたので想定内なのですが、一番強く感じているのは文化の違いです。前の会社は「24時間働けますか」的なカルチャーで、平均年齢も30歳弱と若かった。だから私が辞める時にはすでに中堅というよりベテランだったのですが、こちらに来てみたら年上の人ばかり。今の部署は30人ほどですが、年下は一人だけですから完全に別世界です(笑)。

転職によって生活面の変化はありましたか?

大きく変わりました。東京に住んでいた時は移動といえば電車でしたが、帰って来てから車を買って運転するようになりました。十数年ペーパードライバーだったので、転職して一番苦労したのは運転かもしれません(笑)。電車で1時間だった通勤は自転車で15分に。残業もありますが夜8時か9時には帰れるので、最初の頃は家に帰って寝るまでの時間に何をしようかと困っていました。家族との時間が増えて、子どもと一緒にお風呂に入ったりできるようになりましたね。

困っていることや課題はありますか?

まだまだ知識が足りないので、そこは困っているところではあります。お客様のところへ行く前にはものすごくいろいろ調べます。それでもわからないことは「帰って確認します」と言って持ち帰る。すべて一から学んでいる段階ですね。周りの方も気にかけてくれて、わからないことは聞けば丁寧に教えてくれるのでありがたいです。

転職してよかったと思うことは?

一番は、人間らしい生活ができているなと感じられること。以前は、仕事は確かに楽しかったのですが、一時間の通勤は苦痛だったし、仕事に追われている感がありました。今はゆとりを持ちつつ面白さを感じながら仕事ができている。例えば、今の部署ではメイン顧客が自治体なので、香川県や高松市のニュースを見るようになり、地元が今どういう状況で、これからどうなろうとしているかを知ったり考えたりすることが増えました。それは自分にとっても興味のあることですし、やりがいにつながっています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

故郷に帰るために転職をしようと考えた当初は、漠然とした不安がありました。香川に本当に仕事があるのか、そこで生活していけるのかと。でも調べてみれば案外ちゃんと会社はあるし、当たり前ですがみんなちゃんと働いている。それはこちらに来てから確認できたことの一つです。また、転職活動中に自分に言い聞かせていたのは「大変かもしれないけれど、なんとかしようと思えばなんとかなるだろう」ということでした。「仕事が楽しくなかったらどうしよう」と不安になった時期もありましたが、「楽しくなかったら自分で楽しくすればいい」と思ったら楽になった。不安はあっても、それは自分でなんとかすればいいんだなということは今も実感しています。自分が変えてやろうとか、自分がこうしようと思えば、きっとうまくいく。それはお伝えできる気がします。


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株式会社リージェント 佐々木 一弥

高木さんは、エントリーをいただいてから転職活動の一時停止があったため、内定までに1年以上の期間を経て転職決定となりました。転職前の仕事でもとてもご活躍されていたため、香川にUターンをしたいという意思を持ちながらも、なかなか立ち止まってじっくりと考える時間がない中で、休日のタイミングで少しずつやり取りを重ねさせていただいたことを記憶しております。また転職活動中に新規プロジェクトの中心メンバーとして選任されたため、転職活動を一度停止しておりましたが、その時のご活躍内容が転職活動を再開される時に、面接でのPRポイントとしても強い武器になっておりました。どんな仕事も楽しむということを大切にされており、その前向きな志向が現職でもエンジンとなり、今後の益々のご活躍に繋がっていくことを心より応援しております。

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