2017.09.23
転職マーケットについて
こんにちは。リージェントの加地でございます。
今回は、転職マーケットの状況について書きたいと思います。
あちらこちらで日本の人材不足に関する報道が続いていますが
四国エリアも同様に、地元企業から人材を求める声を多く聞いております。
なかでも、香川県は全国で8番目、愛媛県は15番目と
正社員の求人倍率が高い水準となっています。
では、なぜこんなにも人材不足感が叫ばれているのか。
企業はどんな人材を求めたいと考えているのか。
景気の動向はもちろん、業種・職種・経営方針によって、
様々なケースがありますので、一概に言えませんが
私が日々、企業とお会いしている中で、感じていることをお伝えしたいと思います。
まず一つは、新卒採用を行う企業が増加したことにより、新卒マーケットのみで
若手人材を採用していくことが難しくなり、第2新卒と言われる20代の方々を
ポテンシャル採用として求めていきたいニーズが増えています。
次に、失われた10年世代と言われる30~40代のゾーン。
バブル経済崩壊後、多くの企業が新卒採用を控えていた時期があり、
年齢的には、ちょうどこの世代にあたるマーケットです。
例えば、30代半ば~40代前半の年齢層になると、管理職として、組織を牽引し、
まさに事業のコア人材として、活躍をして頂きたいところですが
組織ピラミッドで見たときに、この層が抜けているという話をよく耳にします。
20代は、将来の組織を創っていくためのポテンシャル採用。
30~40代は、今の組織を牽引していってくれる即戦力・準即戦力採用。
そんな企業ニーズを日々の活動の中で、肌身に感じています。