2017.09.15
文系脳、ついに理系脳に学ぶ。
大阪オフィスの四ノ宮です。
過ごしやすい季節になりました。初秋をどんな風にお過ごしでしょうか?
今日は久しぶりに読んだ本について書いてみます。
前々から気になっていた「理系脳」という言葉。
なぜ気になっていたかというと、それは私がすべてにおいて「文系脳」だから・・・なのですが。
分かっていつつも自覚したくないが故、「理系脳」というタイトルが付く文章から
目を逸らしてきましたが先日ついにその本を手にすることになりました。
タイトルは「理系脳で考える AI時代に生き残る人の条件」
この変化の速い時代であと30年は働くことを思ったとき、
「生き残れない」のは困る!と焦燥感に駆られレジに走ってしまいました。
さて内容としては、近い将来には約49%の人が今やっている職業がAIに置き換わる、
そんな中で生きていくために必要とされるのが理系脳。
それを身につけるシンプルな習慣について書かれていました。
ポイントが以下4つ。(本書より)
1.新しいものに興味がある・変化が好き
スマホ、SNS、ドローン、VR、AR、AIなどとにかく新しいものは試さずにはいられないのが先天的理系脳
2.刹那主義で未来志向
刹那主義の反対語はキャリア志向、刹那主義とはその瞬間瞬間に我を忘れて没頭すること
3.コミットの範囲が明確
理系脳は自分が世界を変えられると妄想することもないし、
自分がSNSに何かを書き込めば世界を動かせるとももちろん思っていない。
この分野でならばこの程度のことはできるのではないかと冷静に分析しそれに取り組むことができる
4.コミュニケーションが合理的
理系脳の持ち主は、何ついて話し何について話さないかの軸がしっかりしている。
余計なコミュニケーションに時間は使わない。
愛想の欠如よりも持っている情報が間違っていたり腕が劣っていたりすることの方が恥ずべきで避けるべきこと。
私自身がキャリアコンサルタントという仕事をしているからではなく、
この時代を生きる一人間として新しい思考を持って時代の変化に興味を持つべきでなのだ、と考えさせられました。
理系的思考という新しい習慣を取り入れることで、今まで気づかなかった視点が生まれるかもしれないなと、
少し励まされたような気もしています。自分が変わることにも積極的であり楽しんでいきたいです。
読む人によって解釈は様々な内容だと思います。それをまた議論してみるのも面白いかもしれませんね。
秋の夜長の読書に・・・