2015.07.25
国土交通相「広域周遊ルート」認定地域 ~瀬戸内・四国~
平年より遅く、やっと梅雨明けが発表された四国。
今日も朝からよく晴れて蒸し暑い香川県です。
高知県で、遥か遠くにどこまでも続く水平線、太平洋を見て育った私は、
大人になって香川県に住み、小さな島々や船、ヨットが浮かぶ、
なんとも穏やかな瀬戸内海がとても新鮮でした。
島々の合間を船が行き交い、海の上で暮らす人々の生活も感じられ,
海に守られ、守っているという、人と自然の共存を実感させてくれることも魅力の一つです。
先日、国土交通省が複数の観光地をテーマやストーリー性でまとめた、
外国人旅行者向けの「広域観光周遊ルート」として、全国7地域を初めて認定しました。
認定されたのは、「アジアの宝 悠久の自然美への道 ひがし 北・海・道」(北海道)、
「日本の奥の院・東北探訪ルート」(東北)、「昇竜道」(中部)「美の伝説」(関西)、
「せとうち・海の道」(瀬戸内)、「スピリチュアルな島~四国遍路~」(四国)、
「温泉アイランド九州 広域観光周遊ルート」(九州)。
7地域の中で、香川県に関連する瀬戸内・四国の2地域が選ばれていました。
瀬戸内ルートの観光拠点は「高松・直島・琴平・小豆島」で
瀬戸大橋やアート、讃岐うどんなどの地域資源をアピールする旅に。
四国ルートでは、「高松・東讃」「中讃・西讃」「小豆島」の三つが観光拠点になっていて、
栗林公園や寒霞渓、金刀比羅宮などを巡る旅が提供されるようです。
国内外から多くの観光客が訪れる周遊ルートとなって
四国の伝統文化や自然環境の魅力が伝わっていくことが今から楽しみです。